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イラスト 栄養教育・栄養指導論 <第6版>

イラスト 栄養教育・栄養指導論

管理栄養士・栄養士の本務である「栄養教育・栄養指導」の基礎的知識を,平易な文章と豊富な図表・イラストを用いて解説する.

著者 城田 知子
寺澤 洋子
林 辰美
大和 孝子
松本 明夫
大石 明子
内田 和宏
宮﨑 貴美子
吉田 弘子
森口 里利子
ジャンル 栄養・生活科学
教科書
教科書  > 採用見本
目的 管理栄養士・栄養士
イラストシリーズ
出版年月日 2024/04/01
ISBN 9784808260927
判型・ページ数 B5・216ページ
定価 2,640円(税込)
在庫 未刊・予約受付中
第6版1刷

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管理栄養士・栄養士の本務である「栄養教育・栄養指導」の基礎的知識を,最新の情報と資料を採り入れ,第5版として改訂した。

平易な文章と豊富な図表・イラストを用いて解説する.

第 1章 栄養教育・栄養指導の概念 -なぜ栄養教育を行うのか-
1  栄養教育・栄養指導とは
2  栄養教育・栄養指導の目的と必要性
  1  栄養教育の目的
  2  栄養教育を行うためには
  3  栄養指導の目的
  4  栄養教育・栄養指導はなぜ必要か
  5  栄養教育・栄養指導は全教科の集大成
  6  栄養教育・栄養指導のマネジメントサイクル ―Plan → Do → Check → Act―
3  食生活を取り巻く環境と栄養教育・栄養指導
  1  わが国の食料事情―食料自給率―
  2  台所のゴミ問題
  3  今抱える食生活の問題点
  4  女性の社会進出と食生活
  5  伝統和食から副食中心の欧米型食生活へ
4  食生活の変遷
5  管理栄養士および栄養士と栄養指導
  1  管理栄養士および栄養士の役割
  2  管理栄養士および栄養士活動の歴史と関係法規
  3  管理栄養士および栄養士の活動分野
  4  栄養教育・栄養指導の法的根拠
  5  食育基本法成立の背景
  6  栄養教育の国際的動向

第 2章栄養教育の方法論-「なぜそのような行動をとるのか」に基づく栄養教育-
1  行動科学理論と栄養教育―なぜ行動科学が必要か―
  1  行動科学からみた食行動変容のメカニズム
  2  栄養教育の課題に応じた理論の選択と展開
  3  栄養教育マネジメントにおける理論の活用
2  行動科学の理論とモデル
  1  刺激-反応理論
  2  生態学的モデル(Ecological model)
  3  ヘルスビリーフモデル(保健信念モデル)
  4  トランスセオレティカルモデル
  5  計画的行動理論
  6  社会的認知理論(社会的学習理論)
  7  ソーシャルサポート
  8  コミュニティオーガニゼーション
  9  イノベーション普及理論
  10  ヘルスリテラシー
3  栄養カウンセリング
  1  栄養カウンセリングとは
  2  行動カウンセリングとは
  3  カウンセリングの基礎的技法
  4  認知行動療法
  5  動機づけ面接(MI:Motivational Interviewing)
4  行動変容技法と概念
  1  行動変容技法
5  組織づくり・地域づくり・食環境づくりへの展開
  1  組織づくり,ネットワークづくり
  2  セルフヘルプグループ(自助集団)
  3  グループダイナミクス
  4  エンパワメント
6  食環境づくりと栄養教育・栄養指導
  1  食環境の概念
  2  食物へのアクセス(フードシステムと栄養教育)
  3  情報へのアクセス
  4  食環境に関わる組織・集団への支援と栄養教育
  5  食環境整備に関連した法律・制度・施策

第 3章 栄養教育マネジメント
1  栄養教育マネジメントの概要
  1 プリシード・プロシードモデル
  2 ソーシャルマーケティング
2  健康・食物摂取に影響をおよぼす要因のアセスメント
  1 栄養アセスメントとは
  2 栄養アセスメントの目的
  3 栄養アセスメントの種類と方法
  4 情報収集の方法
  5 行動記録,行動分析
  6 個人要因(知識,スキル,態度,行動)のアセスメント
  7 環境要因(家庭,組織,地域)のアセスメント
  8 優先課題の特定
3  栄養教育の目標設定(指導プランの立て方)
  1 目標設定の意義と方法
  2 実施目標の設定
  3 学習目標(知識,スキル,態度)
  4 行動目標
  5 環境目標
  6 結果(アウトカム)目標
4  栄養教育計画の立案
  1 学習者と学習形態および場の設定
  2 期間・時間・頻度・時間の設定
  3 実施者の決定とトレーニング
  4 教材の選択と作成(どのような手段で栄養の情報を伝えるのか)
5  栄養教育プログラムの実施
  1 モニタリング
  2  実施記録・報告
6  栄養教育の評価(食生活のさらなる改善は正しい評価から)
  1  評価指標と評価基準の決定
  2  企画評価
  3  経過評価
  4  影響評価
  5  結果評価
  6  形成的評価
  7  総括的評価
  8  経済評価
  9  総合的評価

第 4章 多様な場(セッティング)におけるライフステージ別の栄養教育・栄養指導の展開
1  保育所・認定こども園・幼稚園における栄養教育・栄養指導の展開
  1  乳児期の栄養教育の特徴と留意事項
  2  幼児期の栄養教育の特徴と留意事項
  3  保育所・認定こども園・幼稚園における栄養教育の実際
  4  児童養護施設における栄養教育
2  小・中・高等学校, 大学における栄養教育・栄養指導の展開
  1  学童期の栄養教育の特徴と留意事項
  2  思春期の栄養教育の特徴と留意事項
  3  学校を拠点とした食育と栄養教育
  4  大学における栄養教育の特徴と留意事項
3  地域における栄養教育・栄養指導の展開
  1  妊娠・授乳期の栄養教育の特徴と留意事項―胎児や赤ん坊の分まで食べなくては―
  2  母性の育成と栄養教育
  3  障がい者の栄養教育の特徴と留意事項
  4  市町村保健センターにおける栄養教育
  5  医療と保健・福祉の連携による栄養教育
4  職場における栄養教育・栄養指導の展開
  1  成人期の栄養教育の特徴と留意事項
  2  職業とライフスタイル・疾病との関係
  3  ワーク・ライフ・バランスと栄養教育
  4  勤務形態と栄養教育
5  高齢者福祉施設や在宅介護の場における栄養教育・栄養指導の展開
  1  高齢期の栄養教育の特徴と留意事項
  2  高齢者のライフイベント(退職,死別,病気,介護など)と栄養教育
6  栄養と環境に配慮した栄養教育・栄養指導の展開
巻末資料

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