化学の視点

健康へのアプローチ

スポーツ健康科学部・体育学部・看護学部等,生命科学の基礎としての「基礎化学」をコラムや図表を用いて興味深く解説する.

著者 山倉 文幸
大森 大二郎
馬場 猛
ジャンル 化学
教科書
教科書  > 採用見本
目的 医療系
出版年月日 2024/04/01
ISBN 9784808230524
判型・ページ数 B5・200ページ
定価 2,530円(税込)
在庫 在庫あり
初版5刷

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化学的知識をあまり持たない学生にとっても,興味を持って十分と理解できるように,コラムや図・イラストを用いて平易に解説した.

 第1章 原子・分子・イオン―化学での物質の最小単位
物質の分類/原子説/原子の構造/分子とイオン/電子殻/原子軌道/電子配置/原子量・分子量/アボガドロ定数とモル質量

 第2章 化学結合―原子どうしの契約 
イオン結合/金属結合/結晶の構造と性質/共有結合・配位結合/結合の極性/分子間にはたらく力

 第3章 物質の状態―世界は3つの相でできている 
物質の三態/気体の圧力と蒸気圧/気体の法則/混合気体/溶解/溶液の濃度と溶解度/沸点上昇と凝固点降下/浸透圧/コロイド
 
 第4章 酸と塩基の反応―酸性雨の酸性度は? 
酸・塩基の定義/酸・塩基の価数と強弱/水素イオン濃度とpH/中和反応/塩の種類と加水分解/緩衝作用
 
 第5章 化学反応の速さと化学平衡―反応が起こる仕組みを学ぶ 
反応速度/化学反応と活性化エネルギー/化学平衡/化学平衡の移動

 第6章 化学反応とエネルギー―どの道をとっても熱の出入りは同じ- 
物質の変化とエネルギー/熱化学方程式/いろいろな反応熱/ヘスの法則

 第7章 酸化還元反応―電池はどのように働く? 
酸化・還元の定義/酸化数/酸化剤と還元剤/金属のイオン化傾向/電池/電気分解

 第8章 炭化水素―石油の化学 
無機化合物と有機化合物/アルカン/アルケン,アルキン/環状化合物/ベンゼンと芳香族化合物

 第9章 酸素原子を含む有機化合物―よっぱらいの化学 
アルコール/アルデヒド,ケトン/カルボン酸/エステル/エーテル

 第10章 窒素を含む有機化合物―生理活性物質 
アミン/複素環式アミン/アミンと生理活性物質/アミンと医薬品/アルカロイド

 第11章 糖質(炭水化物)―私たちの主食は糖質 
糖質とは/糖質の種類/二糖類/多糖類/糖質の働き/糖からどのようにしてエネルギーを得るか

 第12章 脂質の構造とはたらき―水と油は混ざらない 
脂質の分類/単純脂質/複合脂質/誘導脂質/栄養素としての脂質

 第13章 アミノ酸とタンパク質―身体を作り,反応を助ける 
アミノ酸/ポリペプチド/タンパク質

 第14章 核酸―蛙の子は蛙 
核酸の化学構造/DNA/RNA/遺伝情報の複製と発現/遺伝子組換え

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