生命科学入門

生命科学入門

生命とは何だろうか? 生命科学の現在を,その歴史にもふれながら,図と写真を用いながら平易に興味深く解説する入門書.

著者 丸山 工作
丸山 敬
ジャンル 生物学
教科書  > 採用見本
出版年月日 2017/04/01
ISBN 9784808240110
判型・ページ数 B5・248ページ
定価 2,530円(税込)
在庫 在庫あり
初版13刷

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生命とは何だろうか? 生命科学の現在を,その歴史にもふれながら,図と写真を用いながら平易に興味深く解説する入門書.

 第1章 生命を支えるタンパク質
1. タンパク質とは
2. タンパク質はアミノ酸の重合体
3. タンパク質の種類
4. インスリンを追って
5. アミノ酸配列順序
6. タンパク質の姿
7. 弱い化学結合
8. αらせんとβシート
9. 介添役シャペロン
10. 酵素のはたらき
11. 酵素作用と条件
12. 酵素作用と基質の関係
13. 酵素作用の仕組み
14. アロステリック効果とは
15. タンパク質の限定分解
16. 骨と皮のタンパク質
17. 細胞膜タンパク質

 第2章 遺伝子DNA
1. ヌクレインとメンデルのエンドウ
2. 遺伝物質DNA
3.  DNAの二重らせん
4.  DNAの複製
5.  DNAの遺伝子情報
6. RNAの合成
7. 転移RNAのはたらき
8. タンパク質の生合成
9. オペロンと転写因子
10. DNAと染色体
11. 遺伝子工学
12. ゲノムプロジェクトの登場

 第3章 生体通貨ATP
1. 高エネルギーリン酸結合
2. 光合成の仕組み
3. 解糖の過程
4. クエン酸回路
5. 電子伝達系
6. 尿素の生合成7
7. 筋収縮のエネルギー源

 第4章 細胞の仕組みとはたらき
1. さまざまな細胞
2. 細胞膜
3. 細胞核
4. 細胞小器官
5. ホルモンの作用
6. 細胞骨格
7. 細胞の増殖サイクル
8. 細胞分裂の仕組み
9. 減数分裂の仕組み
10. 細胞の死
11. 細胞接着とは
12. 細胞膜の融合
13. 細胞の培養
14. 単細胞生物の運動

 第5章 発生の仕組み
1. ホムンクルス論争
2. 卵の発生への準備
3. 受精の仕組み
4. 卵割
5. 外胚葉の分化
6. 器官の形成
7. シュペーマンの形成体
8. アクチビンのなぞ
9. 誘導因子のはたらき
10. ホメオボックス遺伝子群
11. 肢が生える
12. 細胞死
13. 細胞のまとまり
14. 核移植卵の発生
15. 体細胞クローン
16. ヒトの発生
17. がんと遺伝子

 第6章 脳神経系の仕組みとはたらき
1. 神経細胞—ニューロン
2. 神経系の成り立ち
3. 神経の電気信号
4. ナトリウムポンプのはたらき
5. シナプスとは
6. 筋興奮収縮連関
7. 反射回路の仕組み
8. 脳の構造
9. 脳下垂体のはたらき
10. 脳と臭覚
11. 脳と視覚
12. 記憶はどこで
13. アルツハイマー病
14. プリオンのなぞ
15. 牛海綿状脳症(BSE)

 第7章 免疫の仕組み
1. 免疫を担う細胞
2. 抗体と抗原
3. 抗体の発生
4. 抗体遺伝子の再編成
5. 免疫に関係するサイトカイン
6. ワクチン療法と抗血清療法
7. 花粉症とアレルギー
8. 臓器移植と拒絶反応
9. エイズとT細胞

 第8章 進  化
1. 生命の起源
2. 新しい古細胞
3. ビッグバンと進化
4. 大絶滅と進化
5. 進化の道すじ
6. 分子進化学の登場
7. 種の分化
8. 性の分化
9. 共進化と擬態
10. 定向進化
11. 進化を考える
12. 人間の由来

 第9章 生物と環境
1. 生物と環境
2. クラカタウ島の場合
3. 沈黙の春
4. 農薬と汚染
5. 大気汚染
6. フロンと温室効果
7. ダイオキシンと食物連鎖
8. 環境ホルモン
9. 水や土の汚染
10. 放射線汚染
11. 森林の消失
12. 地球の砂漠化
13. 地球の温暖化
 
 付章 生命倫理
1. シュワイツァーの「声明への畏敬」
2. 生命倫理
3. 脳死
4. 安楽死と尊厳死
5. 人工妊娠中絶
6. 人為的出生
7. ES細胞(胚性幹細胞)
8. 寿命
9. 人口問題
10. 動物実験
11. 野生動物の保護
12. 絶滅危惧種

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